愛というキモチのカタチ。
「はい!OKです、お疲れ様でしたぁ!」



撮影スタッフから声がかかる。

「あのっ」



おずおずとカメラマンに近づくこのはを彬はハラハラしながら見ていた。

「写真、見せてもらうことって出来ますか?」



そう話しかけ笑うと、カメラマンが一瞬頬を赤くした。


「いいですよ、パソコンに取り込み完了してますから。

こちらにどうぞ。」


促されたのは準備のために用意された部屋。
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