あたしと3人の王子様*





「俺の唯一の居場所は花だったんだよ…何も考えないで子供らしく無邪気に遊べたのは、全部花のおかげ」




「それはっ、あたしは祥太の家庭の状況をまだ知らなかったから…」





「確かにそうだな…でも、好きになるきっかけなんてそんなもんなんだよ」




あたしは祥太に言わなきゃいけない




あたしの本当の気持ち

いつまでも甘えてるわけにはいかないから




「祥太、あたしね…」

「待った、それ言うのは今度の日曜日にして。それで最後にするから」




最後…

やっぱり祥太はあたしの気持ちをわかってた









気がつくともう家の前で、すごくあっという間だった気がした




「日曜日、出かける準備しとけよ?」

「え、出かける?…デ、デート!?」

「なんだよ、うるせーな…最後くらいいいだろ」




人生…初めてのデート……




どうすればいいの!?




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