一目惚れから始まる恋
俺に、ヤスが
『トキ、ジュンのことすきだよろ!?』

俺はビックリして
ヤスを見た
ヤスはフッと笑って
『トキ見てたらわかる…
まぁジュンは、鈍感だけー頑張れよ!!バンドにだけは影響ないように!!』



『ばれてんのか…
ジュンに、一目惚れなんだわ…
でも、気持ち伝えたりしねーよ…
俺ら皆でアルナイルやん!!心配すんな…俺今でいいけぇ!!仲間でいられんだからよ』

って笑った

『トキ…お前バカだな…でも、男だな…』

ってヤスは笑った

俺は微笑んで
『あ!カツは知ってるけど
ヤスが俺の気持ち知ったこと秘密にしてろよな…やりにくくなるのいややけぇ』
って言うと

ヤスは
『それは困るわ
了解誰にも言わねぇよ♪』


サンキューっていってヘダルをこがなくてもどんどん進む自転車で両手ばなしをしながら
『ありがとなヤス』
って笑った

何かスゲースッキリしたんだ…
このバンドの誰にも言わねぇって思っていたジュンへの思いを口に出来たこと

心が軽くなったんだ…

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