一心同体、おれぼっち。




―――帰宅してからもう1時間が経つ。


俺は、部屋のベッドに寝転んで、ただただ、ぼーっとしていた。


「こんなにぼーっとしてたら、あいつに説教されるかな」


頭を過るのは、今日の屋上での会話。


―――“死んでもらう”


それしか方法はないことも、それが仕方ないことだってのも分かる。


―――“死にたくねぇ、な”


「……チッ。どうすりゃいんだよ、俺。」


まぁ、相手の心配してる場合でも無いんだけどな………。


意味もなく、ケータイを手に取ってみる。


暗い画面には、自分の顔がうつる。


………なんて表情してんだよ、俺。だせぇな。





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