殺し続ける
「おい、次体育だぞ?」
俺は、友人に声をかけられ我にかえった。
今は授業の合間の休憩時間。
いつのまにやら、授業は終わっていたらしい。
俺の机にだけ前の授業の教科書が広げられていた。
「お…?おお悪い」
急いで片付け、席を立って更衣室へ向かった。
「何考えてたんだよ〜」
聞かれても答えようがない。昨日の少女の事だからだ。答えると、なぜ公園にいたのか等の、面倒な言い訳が必要となってくる。

それにしても…
あの少女は何だったんだろう。
名前はサヤというらしい…ということしか解らない。サヤ…サヤカ…もしくはサヤコ?…何でも良いが、また行ったらいるのだろうか、あの場所に。厄介だな。

気づけばこんな事ばかり考えていた。
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