続》スウィートレッスン


「……やめてっ!!」


これ以上 2人を見ていたら、本当に自分がおかしくなりそうだった。


「お…ねがい…だから…やめて」


あたしの声に気が付いた彼女が、パッと後ろを振り返った。


あたしの存在を見て、女性はただ驚いていた。


「……………」


沈黙の中 あたしと彼女は、互いの目を見つめあう。


その間…まだ ダイちゃんは眠ったまま。


ねぇ ダイちゃん。


あたしは…ダイちゃんの彼女だよね?


それとも そう思ってるのはあたしだけで、本当は この人が ダイちゃんの本当の彼女?


彼女から目を離せないでいると…



「はぁ…覗き見するなんて シュミ悪くない?」

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