スノードームと恋の魔法


僕らはそして微笑み合う。


ミライちゃんはすっと小指を出した。


「また会えるおまじない」


(だからそれは約束だって)


心の中でそう呟くも、僕は自分の小指を彼女の小指に絡ませた。




そしてまた季節は巡る。


僕は13歳になった。


13歳になったのに、僕の日常は相変わらず変化がない。


顔を合わせる人といったらお爺さんだけで、本を読んだり、お爺さんの手伝いをしたりして毎日を過ごしていた。


僕のロフトの壁にはカレンダーが掛けてある。


12月に入って、そわそわとした気持ちになる。


ミライちゃんが来るのはいつぐらい何だろう?


クリスマスを過ぎた辺りかな?日々が過ぎる度、約束した再会に胸が高鳴る。




そして待ち望んでいたその日はやって来た。

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