スノードームと恋の魔法
クリスマス・・・サンタクロースというお爺さんがトナカイの引くそりに乗って、世界中の子供たちにプレゼントを贈るという・・・
「これは僕からのクリスマスプレゼントだよ」
はいとお兄さんは僕の手にこぶし大のプレゼントを乗せた。
「これって・・・」
お兄さんの作ったスノードームだ。
ガラス玉の中にいるのはボクだろうか?ガラス玉の中は真っ暗で夜みたいだった。
「振ってごらん」
そう言われてボクはスノードームを逆さにして振った。
雪と共に星も小さな世界に舞っていた。
「うわぁ」ボクは思わず声を上げた。
「更に仕掛けがもう1つ」
お兄さんは貸してごらんとスノードームを受けると、ガラス玉の乗った台を右回りに捻った。
ジージーと機械みたいな音が聞こえ、スノードームをボクの手のひらにぽんと置いた。
ラジオから流れてきた冬の歌がオルゴールになって音を奏でていた。
くるくると上のスノードームが回る。