にゃんこ物語り1~えりなちゃんとシロ~
「にゃーおん」

「あら?シロ、今日は早いのね」

「にゃーん」

家にあげてくれないかしら・・・勝手に上がっちゃおうかしら。

「ちょっと待ってね、今何か持ってくるからね」

「にゃーん」

なんだか体がだるいわ、暑いからかしら。
家の中はなんだか涼しそうね、上がっちゃお。
板の床は地面と違って冷たいわ。気持ちいい・・・

「あらあら、上がっちゃったの?ふふっ、外は暑いものね」

「にゃー」

「でも、今からお買いものに行こうと思ったんだけど・・・」

それならわたしがお留守番してあけるわよ。

「どうしようかしら・・・、まぁいいわ、窓閉めちゃうけど、帰ってくるまで待っててね」

「んにゃー」

「でもあまり汚さないでね」

「にゃん」

「ふふっ、お返事してるみたいね」

「にゃーん」

「じゃあ、お留守番お願いね。汚しちゃだめよ!」

「にゃーん」

「ふふっ、じゃ、いってきます」

汚さないでって言われても、猫は犬と違ってちゃんと毛づくろいするんだからそんなに汚れないわよ。
でも、勝手にお邪魔しちゃったんだからしかたないわね。
お昼寝でもしてましょ。
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