にゃんこ物語り1~えりなちゃんとシロ~
ヒクイドリという色鮮やか鳥がいます。

「七面鳥みたいだね」

「そうなの?えりな、七面鳥みたことない(笑)」


七面鳥…ではなくて、ヒクイドリが鳴きました。

「ガー!」

「あ!今のわかる?」

「“はわや”?みたいな感じ…?」

「はわや?お店かな?」

「ガー!」

「やっぱり はわや って言ってるみたい…」

「はわや?」

「どっかで聞いたことあるような…」

「頑張って思い出してよ!」

「ガ~!」

「あ、変わった。今度は“グダイ マイッ”…英語?でも何か違うような…」

「あ!もしかして、日本の鳥じゃないんじゃないかな?」

「あ、これ見て!」

えりなちゃんは、柵の前にあるボードを指さしました。

「ヒクイドリは主にオーストラリアに…って、やっぱり日本語じゃないんだ!」

「あ!思い出したよ!オーストラリアの訛りなんだよ!そういえば英語の先生が『オーストラリアの訛りは聞き取りにくい』って言ってた!」

「じゃあ何が訛ったんだろう…」

「ハワヤってねぇ、確か…聞いたんだけど…」

「ハワヤ…ハワヤ ハァヤ――…」

「あ!ハワヤ!思い出した!」

「なに?!」
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