虹の架かる橋
「あの話は、ケイには話さないつもりだよ。」


だから!なんなのよ?その話って…。


って私は凄くもどかしかった。


「言わないって、ケイも二の前になるかもしれないのに?」


タクが、私が二の前になるかもしれない?って言ってるって事は、結構ヘビーな話なのかな??


さっきまで泣きたい気分だったのに、今はマサの元カノの話が気になって仕方がない。


今すぐ起きて、聞こうかな???


いや……。


マサが話さないって言ってたし、聞かない方がいいのかな?


私はどうしたらいいの?


悩んだあげく結局、寝たフリを続けた。


そして、マサとタクはいつの間にか静かになり、寝たフリをした私だけが起きていた…。


2人の寝息を確認すると、私は音を立てないように窓側に行って、そっとカーテンの外を見た。


凄く綺麗な夜空で、藍色の広がる空は、月を引き立てるように澄み渡っていた。




ねえマサ…。


元カノって何?


私は、マサの全てが知りたいよ。


少しでも多くマサを知って理解したいよ…。


離れても強い絆で結ばれていたいよ。
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