虹の架かる橋

食材を買い込み、家に帰って料理をする私。


「何が食べたい？」とマサに聞いたら、「まぜご飯」と即答だったマサに栗ご飯を作る事にした。


おかずも何品か作って、日ごろの成果をマサに見せた。


マサは「美味しい」と言っておかわりまでして食べてくれた。


それから今日観た映画の話をしたり、楽しい時間を過ごした。


マサは私に沢山の幸せをくれる。


その幸せがずっと続くと思ってた。





だけど、現実はすぐそこに暗闇が待っていたんだね。


その闇が、私の全てを飲み込んだ日の事は絶対に忘れられないだろう。