天の邪鬼は歌がお上手


「ガチャリ…」




「はい。」





「おはよう♪」





「はい。おはよう。」









隣人、親友でもある梢が立っている。
ど派手な格好で、
その上テンションまで高い…
それに梢が勝負の時に使う
CHANELの五番の香りがほのかに香ってる…





これはヤバい。






「やぁ〜いつも通りテンション低いね鈴!低血圧治せば?
あとその色気のない格好」




「や…簡単には治らんでしょ…
あとこれは寝起きだから当たり前だろ」






「てかね、お願いがあっ「無理っ!!」







先に言ってやった…








「なんでぇ〜?親友のお願いだよ?一人暮らし同士なんだよ?助け合おうよぉ〜」




「あ〜耳に響く!うるさい、うるさい!
あんたを助けた覚えはあっても助けられた覚えはない!!」





ドアを閉める為、
ドアを手前に引く。
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