黒猫屋敷
血を吐きながら
男の腹がパックリと
さかれていく。
口から血しぶきが
飛び散り
腸があらわになり
無残に力なく
体から飛び出す。
ナツはそのハラワタを
手に取ると
オレンジ頭のハラワタを
片手に持つと
二人の顔を見つめ
微笑んだ。
「喧嘩をしたら仲直りしようね〜」
ニコニコと笑いながら
長い二人のハラワタを
がっしり握ると
蝶結びにくくり始めた。
「ハラワタて痛みないのかな」
「腹を裁かれるお魚さん達は
お腹裂かれて痛くないのかな。」
暗く静かに
ナツは力なく
ボソボソと呟いた。
「まだ終わってないよ。」
「お魚さんで思い出したの。」
「いいアイデアを。」