黒猫屋敷
酷く漂う腐敗臭
鼻をつく、汚物物の強烈な匂いが
遠くにある檻から
臭ってくる。
そして呻く声。
男は震えた。
嫌な予感とともに
腰が抜け
動けない。
ゆっくりと
檻が上に開きはじめ
獣が
檻から出てきた。
いや、獣のような
毛むくじゃらの人間だ。
よだれを垂らし近寄ってくる。
3、4体の獣人が
一斉に
男の生肉に食らいつく。
「ヴァアアアア……
や、やめろアアアギャァア」
死体に目もくれず
生身の人間の肉を
食いつく
彼らはペットだった。
ここから証拠を抹消すべく
彼らは骨をも砕き
貪り食う。