Dear.


「?!!」


驚いたのは慶

まあ、いきなり口づけされたら誰でも驚くか...


触れるだけの、本当に触れるだけの口づけ、そしてほんの僅かな一瞬の口づけでもあった






「大好きだよ、慶

サヨナラ━━━━。」







もう二度と君が僕に向かって微笑まなくても、笑わなくてもいい



僕が幸せにしてあげるなんて傲慢な事も言わないよ




だから、せめて.....





僕じゃない誰かの隣で幸せになって










それ以外は望まないから。
< 142 / 195 >

この作品をシェア

pagetop