Dear.
いつも通りで何処か違う風に見えるのはきっと、自分でも何かしでかしてしまったという自覚があるからかもしれない



「あの、私...」



「ああ、斎藤君に強いお酒を飲まされて、ヘロヘロによって挙げ句の果てには僕に着物を脱がしてくれって言っただけだよ?」



”何をしてしまいましたか?”
そう聞く前に丁寧にツラツラとしかし笑顔で昨日の事を述べた総司



「う、そっ...」



昨日の事があまりにも酷すぎて、認められない
というか、嘘であって欲しい

また、何かの冗談だったらいいのに、彼の笑顔が嘘ではないの物語っている



「大胆だったよ慶。
何人かの隊士にそういう目で見られることは覚悟しておいた方がいいね。」


「ひ、ひぃ!」



総司の笑顔の殺気を受けて身震いかつ、この後の事を考えるとさらに頭が痛くなる


「まあ、今日は休んでいいらしいよ?

二日酔いのベロベロの人には仕事なんて無理でしょ?」



悪意。


かなりの悪意を感じる



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