∞妄想世界∞
「ありがとね。運転お疲れ様」

お礼を言いながら車から降りると、秋の澄んだ空気が胸いっぱいに入ってきて。
車内からでも綺麗に見えてた紅葉も、さらに鮮やかに広がって。

すっごい素敵っ!!

「ね、ね。大樹くん! すっごい綺麗だねっ」

ついつい子どもみたいにはしゃいで声をかければ、

「本当、綺麗っすね」

って。柔らかく笑った大樹くんの表情に、またも

どくん

て胸が高鳴った。
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