∞妄想世界∞
「わっ! トーコ先輩っ? なんでいるんすかっ?!」
私が気付いてから数秒後。
聞き慣れた声が私の名を呼んだ。
「ええっ? てゆーか、むしろ私のほうがなんで大樹くんがココにいるのか聞きたいよ?!」
思わず本音が漏れる。
「いや。なんでって……
俺は、ほら、バイトっすよ? 加藤先輩に頼まれて」
確かに。
よくよくみれば、大樹くんは普段のスーツ姿とは全く異なる、白いパティシエちっくな制服に身を包んでて……。
加藤くんが見つかったって言ってたバイトって……大樹くんだったんだっ!!