∞妄想世界∞

……どんどん頬が赤くなってく私の目の前で。
大樹くんは急にしゃがみこんで「くっそ!」と呟いた。

そして、急に立ち上がったかと思えば、

「ちょっと、ソコ動かずに待っててください」

そう言い残して、大樹くんは店の奥に姿を消した。


賑やかな店内に一人取り残された私は、ご主人を待つ忠犬ハチ公のように、真っ赤になったまま、その場に立ち尽くしてた。
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