都立白黒高校2年C組探偵団
「竹本先生あやしくありませんか?」

 と、由紀は言った。

「どういう風に?」

「何て説明したらいいかな……」

「あの、センコウは女子生徒にとってもイヤラシイからな」

 と、裕一は言ってにやけた。

「あの、夜にもう一度きてみませんか?」

 と、由紀がまたしても提案した。

「そうだね」

 和也はすぐに相槌を打った。

「面白そうね」

 祥子もよほど退屈なのだろう。
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