男嫌いの美少女と俺様キャラの王子様
同居





〜翌日〜




Side玲花




「…ぃ…おぃ…おい!」



誰か呼んでる⁇



「ん…誰⁇」



「誰じゃねぇよ

さっさと起きねぇと遅刻するぞ」



「え⁈うそ⁈」



私が飛び起きると目の前には

神谷がいた。



「な、んで…あんたがここに

私の部屋には誰もいれるなって

言ったはずよ⁈」



「あほ、ここは俺の部屋だ

昨日のこと忘れたのか⁇」



昨日…あっ、そうだ

私気を失ってそれを神谷に助けられて

ここに運ばれて…

それからまた気を失ったんだ。



「思い出した。

ごめんなさい、騒いで。

助けてくれたことに関しては

お礼を言うわ、ありがとう。

でも私もう帰るわ」



そう言ってベッドから降りて

帰ろうとすると

神谷がドアの前に立った。



「ちょっと、どいてよ

帰りたいんだけど。

お母さんとお父さんにも心配かけたし」



私がそう言うと



「夏姫さんと大和さんなら大丈夫だ

俺がちゃんと連絡した。」



と言った。

なんで夏姫さんと大和さんの名前を

知ってるの⁈




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