弱くてごめんね……






ゆーきくんとの会話はすごく楽しかった。


こんなに楽しく話せる人は初めてだった。


いつもならその日会話が終わったら次の日は話したりしないのに、ゆーきくんとはなぜか次の日も話してた。



ゆーきくんはなんか他の人とは違うなー。



それからどんどん仲良くなって、最初に話始めた日から数日で暇潰しに使ってたアプリからラインに変わった。


最初の頃は名前を違う女の子と間違えられたりしたから、


『女友達多いのかなー』


とか思ったけど、そんなことも気にならなくらいゆーきくんとの会話が好きだった。



呼び方も“ゆーきくん”から“ゆーくん”になった。




『おはよー。今日もバイトだーΣ(ノд<)』


『おう!バイト頑張れ!』


『ありがとう♪いってきまーす』



こんな感じで、


朝起きたら

『おはよー』

ってラインして、


バイトが休憩になったら

『休憩なうー』

ってラインして、


バイトが終わったら

『やっとバイト終わったー』

ってラインして、


寝るときは

『おやすみー』

ってラインを送る。



暇があったらゆーくんにラインする。



これが私の日常になっていった。





< 11 / 31 >

この作品をシェア

pagetop