弱くてごめんね……






私は毎日がとても楽しくなった。



ただバイト行って帰ってくる。


それだけだった毎日が急にキラキラしてケータイを離せなくなった。


ゆーくんとはなぜかずっと話せてた。


私にとっては珍しい。


不思議な気持ちだった。






今日は何話そうかな~。


バイト休憩中は話せるかなー。


早く休憩にならないかなー。



こうして仕事の時間は長く感じゆーくんと話す時間は短く感じた。



どれだけ話しても時間が足りなかった。



あー!


ねたくないー!



終いには寝る時間さえ惜しくなった。








ゆーくんは私の過去を聞いたりしてこなかった。



それが私にとって居心地が良かった。



他の人は聞いてくる人の方が多かったから、ゆーくんは他の人とは違うなって思った。



私は他の人とは違うゆーくんが気になっていった。





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