弱くてごめんね……






それから私たちは電話する回数が増えていった。



ゆーくんと話してるときはすごく楽しくてドキドキして、私の癒しになっていった。



今何してるのかな~。


今日は電話出来るかな~。


電話出来たらいいな~♪



そんなことを毎日毎日考えてた。




でも、不安になるときもあった。




なんであやと話してくれてるんだろ……


会ってみたいな……


嫌われたりしないかな……




不安になって泣くこともあった。


失うのが怖くて離れそうになる私をゆーくんは捕まえてくれた。



だから、私は不安でもゆーくんと一緒にいれた。



私たちは私が大阪に引っ越したら会う約束をした。



いつしか、私はゆーくんに会いたいからバイトも部屋探しも頑張っていた。






キミは気付いていた?



私はキミに会うために働いてたんだよ……



もちろん家を出たかったってのもあったけど……



いつの間にかキミに会いたいって気持ちの方が強くなってた……



キミに伝わってるといいな……





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