カワイイ系の男の子にはご注意を!?
「諦めよ」
諒に小声で呟いた。
諒もさすがにこの状況に無理だと確信し、落ち込んでた。
「くそぉ、水着姿なのに……」
うん、言いたいことはすごいわかる。
____って、え…。
あれ、ハル君とユナちゃん…?
きっとユナちゃんは最初ハル君に気づかなかったんだろう。
ものすごく驚いている声が少し聞こえた。
ちょっと待って…、嘘でしょ、いや、違うよね?
ビックリしただけだよね?
あんな照れてすごく優しい顔で微笑んで…。
待って、俺まだ何もできてない。
頭が真っ白になった俺は、無意識にユナちゃん達の方へ足が進んでいた。