神隠し

平穏無事

とある中学校の入学式の日、今年度中学校に入学する[長谷川 翔]はこれから始まる中学生生活に期待でいっぱいだった・・・。

翔「今日から始まる生活が楽しみすぎて爆発しそう。」

期待しすぎな気がするが・・・。
期待を胸に、自分の教室へと足を進めた・・・。

同じ学校の人がいれば、違う学校の人もいる。
でも、翔はすぐ馴染みそうな気がした。
自分の席へ座ると。

?「おっす!翔!」

翔「何だ・・・、大介か・・・。」

俺の小学校の頃からの友達、[橋本 大介]だ。
となりに一人のかなりハンサムな男の子が立っている。

翔「大介、隣にいるのは誰だ?」

大介「へ?あぁこいつか。こいつは[谷川 圭一]っていうんだ!
   結構話が合うからもう仲良しになっちまったぜ!」

圭一「君が大介君の友達?初めまして。
   さっきも大介君が言った通り、僕の名前は[谷川 圭一]
   え~と、翔君かな?よろしく!」

翔「よろしくんは圭一!あと俺は呼び捨てでいいぞ。」

圭一「もっと仲良くなったら呼び捨てにするさ。まだ出会ったばかりだし。」

翔「最初から呼び捨てでいいんだが・・・。まぁいいか。」


その後、色々な話のネタを出し、会話を交わしていた・・・。
圭一は話した感じ不良でもなんでも無さそうだ。愛想よくて話やすい。
3人で仲良く会話を交わしていると・・・、チャイムが鳴った・・・。

圭一「おっと、座らないとね。じゃ、入学式終わったらまた話そうか。」

大介「おう!あっそれと俺の席、翔の席の後ろだから。」

翔「小学校の時も後ろの席だったな。」

そんな会話をしつつ、入学式の説明が始まった。
説明後、体育館に移動し、入学式が始まった。

翔(よく大介と一緒になるな・・・。神がそうしてるのか?)

入学式が終わり・・・、初日でやることは全て終了した。
午後は他のクラスの人との交流会みたいなものだそうだ。
給食が終わり、昼の休憩をしていると・・・。

圭一「やぁ翔君。あれ?大介君は?」

翔「多分トイレにいるんじゃね?食い過ぎで腹壊すことよくあるからな。」

圭一「ふ~ん。でもそれに見合ったガッチリとした体形だね。」

翔「運動部だからな。足は俺より少し遅いが、ボールスローとかでは毎回すごい記録出してたな~。」

圭一「翔君は長距離と短距離どっち?」

翔「俺は一応短距離。よく長距離も担当するからな。」

圭一「持久力があるんだね。僕は長距離なんだ。大会とか出たことは無いけどね・・・。」

翔「中学校で頑張ればいつか出れるぜ!」

圭一「そうだね。中学校で頑張ってみるよ。」

翔「おっ?大介が帰ってきた。」

大介「おう。何の話してたんだ?」

翔「部活の話さ。大介は何部入るんだ?」

大介「陸上かバスケか野球だな。投げるのが得意だからボールを使う部活に入りたいぜ。」

圭一「僕も決めないとな。おっとそろそろ時間みたいだよ。行こうか。」

翔「よし!行くか!」

3人は廊下に並び交流会をする場所へと向かった・・・。

~続く~
< 2 / 2 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop