雪の降る……

………愛している……あなただけを



もう 伝えることのできない

その言葉を


少女は 繰り返し

心の奥で 呟いた



戻ってきて

必ず

私の元へ


たとえ どれほど 時が経っても

どんなことが 起こっても

待ち続けているから


だから………どうか………



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