双子ラヴァーズ☆
耳元で囁かれて、更に体温が上昇していくのを感じた。
「前より俺のこと意識してるでしょ」
低い声で私にだけ聞こえるように言うユウリ。笑い飛ばすことも出来ず、私は間近にあるユウリの顔を見つめた。
動けずにいると、急に背後から。
「おい」
と、明らかに不機嫌な声がして、ハッとして我に返った。
もちろんその相手はシュリだ。
「ユウリちけぇ」
ユウリからベリってはがすように、シュリが私の肩を引っ張り自分の方へと引き寄せた。
「まじで油断も隙もあったもんじゃねえ」
「シュリ、余裕なさすぎじゃない? 余裕ない男は嫌われるよ」
悪態つくシュリに、ニコニコしながらとんでもないことを言い出すユウリ。
「は?」
ドスのきいたシュリの声。
今にも一触即発しそうな雰囲気だ。


