双子ラヴァーズ☆
「行こうか、レナ」
「っ、うん」
ぎゅうっと手を取って絡み合わせるシュリ。
更に心臓の鼓動が速さを増して行く。
「なんか、こうやって手を繋いで歩いてるとデートみたくね?」
「で、デート!?」
動揺して、思いっ切り声が上ずってしまった。
隣でシュリは肩を揺らして笑ってる。
声を押し殺して笑わなくてもいいのに。
別に恥ずかしいヤツって笑い飛ばしてくれてもいいのに。
「まじでレナって可愛いよな」
「どこが!ってか、顔が笑ってる」
「だって、デートって言っただけなのに、めっちゃテンパってるし」
「デートなんて、したことないし」
「昨日したのもデートでしょ」
「いや、そうかもしれないのだけれども…」
改まってデートって言われると、テンパって来るからやめて欲しい。
緊張するし。
シュリにそんな感情持ってないのに。