難プリ(難アリ王子様)
――パキッ。
「ほぎゃあああ!?」
奇声を上げた翠斗くんが、枢弥くんに抱きついた。
「ちょっと、翠兄!歩きにくいじゃん!」
「いい今パキッてパキッて・・・!!」
「俺が枝踏んだ」
しれっと答えた灼呀くん。
「ひいいぃ」
枝だって言ってんのに・・・。
翠斗さんって、どんな場面でも騒がしいのかな・・・?
「枢たん、私の手を離さないでくれえぇ」
「イヤだよ、離して、翠兄!」
どんっ!
軽く突き飛ばされた翠斗さんが、ぼてっ!と尻餅をついた時――
「グルルルル・・・!」
獣の唸り声が聞こえた・・・!
「ほぎゃあああ!?」
奇声を上げた翠斗くんが、枢弥くんに抱きついた。
「ちょっと、翠兄!歩きにくいじゃん!」
「いい今パキッてパキッて・・・!!」
「俺が枝踏んだ」
しれっと答えた灼呀くん。
「ひいいぃ」
枝だって言ってんのに・・・。
翠斗さんって、どんな場面でも騒がしいのかな・・・?
「枢たん、私の手を離さないでくれえぇ」
「イヤだよ、離して、翠兄!」
どんっ!
軽く突き飛ばされた翠斗さんが、ぼてっ!と尻餅をついた時――
「グルルルル・・・!」
獣の唸り声が聞こえた・・・!