君と僕の時間経過
放課後の僕は周りから見たらどんな風に映っているんだろう。
「間宮さん、用ってなに?」
「あのね、あたしねえっと、ずっとね矢田君のこと好きだったの。だからね、付き合ってください。」
顔を真っ赤にしながら僕に言った君のことはこれからも忘れることはないんだろう。
「間宮さん、」
名前を読んだら肩をびくっと震わせた。
「あのさ、僕でよければよろしくお願いします。」
彼女は笑顔でこちらこそって。
