鉄の救世主Ⅳ(くろがねのメシアⅣ)
その背中に。

「谷口君っっ!」

豊田が声をかけた。

「絶対…絶対帰ってきてねっ?」

「……」

肩越しに強く頷き返して。

谷口は生い茂る木々の間を駆けて行った。









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