ハート交換
「なみかちゃん、二人が貴方のことでケンカしてるから責任感じた?」



恭子は突然掴んでいたなみかの腕をパッと離す。



「私は別にただ・・・」



「ただ何なの?」



恭子ちゃん、突然どうしたのだろうか。
険しい顔つきで私を見ている。



「なみかちゃん、前から聞きたいことがあったんだ・・・・あなたはどうして晃と一緒にいるの?あなたと晃の接点が私には分からない。何で一緒にバイトをしているの?」



「それは・・・」



お互いの心と心が入れ替わったから。なんて説明を恭子ちゃんに言えるわけなかった。



確かに誰がどうみても、お互いが一緒にいるには不自然すぎる相手なのだろう私と晃は。



私は、恭子ちゃんのキレイに整えている眉やゆるく巻いている髪をじっと見つめた。




< 173 / 284 >

この作品をシェア

pagetop