ハート交換
心臓の鼓動が加速していく



キスする一瞬



私は目をとじた



自分の体温が高くなっているせいか、晃の唇は少しひんやりして冷たい。




ゆっくりと目をあけて晃を見つめる




晃は目をあけてなみかを見ていた




「気づいたか?」



「うん。声が聞こえて来ない・・・」




「あぁ・・・俺たちは元に戻ったんだ。でも不思議だな、感じるんだよ。君の存在を。」


そう言って晃は自分の胸を押さえた




「私も同じ。元に戻ったら消えると思ってたけど・・・そうじゃなかったんだね。むしろ前より晃の存在を強く感じてる。」




「俺も。」



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