【短編】恋しちゃダメですかっ?
ことねは部屋の窓を開け、夜空を見上げる。


少し冷たくなった風がカーテンをゆらゆらと揺らす。


たくさんの星たちを見つめながら、東の空に一際輝く大きな星をみつけた。



きっと、あの星よね。



テーブルの上に置いてある目覚まし時計は、午後、8時58分。



あと2分にせまっていた。


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