神聖魔法団【上】





黎兎は何も言わない。










「でもね、こんなこと言ってたらお父さんに怒られる気がするの。
というか、‘‘それがどうした?’’とか言いそうだよね」








私の言葉に









「ははっ、絶対言うわ」









黎兎もそう思ったのか笑っていた。












「だからって言うのもおかしいと思うんだけど、
お父さんが守ってくれた命で他の人が守れるなら守りたいなって思ったの。

せっかく守ってくれた命、お父さんの分まで生きなきゃいけないのは分かってるけど、
お父さんは私が闇族・魔族に襲われないために自分の命を犠牲にした・・」







そう分かっていても、やっぱ悲しい・・・





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