神聖魔法団【上】
「黎奈。
お父さんが死んだのは黎奈のせいじゃない。
お父さんは幸せだったと思うよ。
最愛の娘を守れたんだから。
だから自分を責めないでね。
お父さんの分まで生きたいと言ってくれてありがとう。
きっとその言葉だけでも十分お父さんは嬉しいと思うよ。
絶対死なないでね・・・・。
お母さんもう誰も失いたくないの。
絶対に生きて・・・。」
涙が止まらなかった。
「うん・・・わかった。
わかったよ・・・お母さん・・」
「黎兎。
お父さんとの約束を守ってくれてありがとう。
黎兎がいてくれたおかげで黎奈も明るくなって、
またこうやって笑っていられた。
黎兎がいなかったら私たちはダメだったかも知れない。
だから本当にありがとう。
黎奈を一緒に信じて待とう。
黎奈がそんな簡単に死ぬと思う?
誰の血をひいてると思ってるの。
私とお父さんなのよ?
だから大丈夫。
黎奈になにかあったときは私たちが全力で守ろう」
黎兎は泣かないように歯を食いしばり
「そう・・だな・・。
黎奈がそんな簡単に死ぬわけねぇよな。
俺が2人を守ってやるよ」
涙目でかっこいいことを言った。