神聖魔法団【上】



「安心しろ。
なにがなんでも守ってやるから。
仲間を、俺達を信じろ」







雷がそう言い、頭に手を置いた。








この時、お父さんを思い出した。





大きくて、いつも私が不安になったときは




こうやって頭に手を置いてくれた。










お父さん・・・・。










「ふふっ、大丈夫だよ。
私が皆を守る。なんてったって私はLichtの孫なんだから!」









お父さん頑張るから見ててね。







私の言葉に皆の顔が明るくなる。





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