神聖魔法団【上】
ぎゅっと目を閉じた。
なにかに包まれる感触と少し体に衝撃がきた。
恐る恐る目を開けてみると・・・
雷の顔があった。
「え?」
「バカ野郎!!
ボーっと突っ立ってんじゃねぇぞ!?
死にてねぇのか!!」
いつも表情をそんなに変えない雷が凄く怖い顔をしていた。
「黎奈ちゃん!
大丈夫?怪我とかない?」
声がした方を見ると私と雷の前に立ち塞がるように風雅がいた。
「助けてくれたの・・・?」
「当たり前だ。言ったろ?
なにがなんでも守ってやるって」
その言葉に涙がでそうになった。