神聖魔法団【上】



でも、今は泣いてる場合じゃない。





雷に体を起こしてもらって気付いた。




雷も体が震えていた。





みんな怖いんだ。





なのに助けてくれた。





私だけじゃないんだ。






「瑠雲みたいにはさせない」





風雅も怖いはずなのに前に立ってくれた。







怖がってる場合じゃない。






瑠雲は炎虎が隙を見計らって天音の元に運んでいた。






怖くない、怖くない。





そうやって自分に言い聞かせた。



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