恋愛学園
「はい、先生」
と隣でいい子ぶった青が笑顔で返事をする。
まって、罰ゲームって何……?
それに、罰ゲームって言われてあんなに笑ってる青は何?イヤな予感しかしないんだけど。
「城崎さんもいいわね?はい、杜川くん」
先生が青に渡したものは私も良く見たことあるもので、私が想像していた悪い事よりも最悪な物だった。
「……はい、芹那ちゃん。折ったり一人で食べたりしたらダメだよ?」
「……えっ……嫌だ」
青が私の唇の前まで差し出してくるものを絶対に口の中に入れたくなくて口を閉ざす。
なに、この公開処刑みたいなやつ。
教卓でしかも先生とクラスメートの前で何させようとしてんの……。
「芹那ちゃん?早く口開けて?じゃないと、こじ開けるよ?」
「…………」
口を閉ざし顔を左右に振って意思表示をするけど、青には伝わらないらしくて私の唇の前にあるそれはなかなか引っ込まなかった。
「……早くしいーや!!なんなら、俺と柊花がやったるでー!!なぁ、柊花!!」
「嫌」
やりたいならやればいいじゃん、勝手に。クソ豹め。
「……芹那ちゃん」
待つことに飽きたのか青は私の唇にホントにそれを無理矢理入れてきた。
「……っ!?」
「……長すぎるとやり直しになるから耐えてね?」
無理無理無理無理無理!!!!!
そして、予想通り青の顔は近づいて来る。
そして、鼻と鼻が当たりそうな距離まで来てそれを反対側から咥える。