恋愛学園





「…………えっ!?」



お菓子を食べていた柊花がお菓子を食べるのを止めてボソッと呟いたものが私の耳には、届いてしまった。




「……ちょ……ちょっと……柊花、どういう……」





――キーンコーンカーンコーン。




柊花に聞こうとしたら、いじめかと言いたくなる程、ジャストタイミングでチャイムが鳴って、みんな自席へと戻って行った。






憂は、佐藤くんの後ろに隠れて席へと戻って、落ち込んでるから豹を、放置して席に戻る柊花を放置されていた豹が自分から追いかけていた。





それより……マナー講座が違うって……?



「芹那ちゃん?」




やっぱり、この学園は普通じゃないから……変なルールマナーなるのかな?




「授業始まったよ?」





どうしよう……すごく嫌。
マナー講座が、怖い……。






「ねぇ?脱がすよ?」




脱がす……これってるーる?……ん?脱がす!?





「……は!?」





「あっ、やっと聞こえたみたい。もうみんな着替えてるから早く着替えて来て」





マナー講座に着替え……って、何?
辺りを見回すといるのは男子だけでそして手には重たい紙袋を持たされていた。





てか……着替えるって……?




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