嘘つき、でも騙されてあげる
雅彦さんに電話をしたらすぐに会いに来てくれた。



数週間しか離れていなかったのに、



懐かしくて嬉しくて抱きついてしまった。



「会いたかったよう。」



雅彦さんが、「どうした秀輝君とうまくいってるんだろう。


夢花がここで暮らす事を望んでいるって聞いて、


寂しかったけど、夢花が幸せならいいって思った。


卓斗とは何があったかしらないが、


本当にこれでいいのか?


夢花無理してないか?」



雅彦さんの優しい言葉に又泣けてしまった。




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