嘘つき、でも騙されてあげる
雅彦さんが頭をなぜてくれた。



そして、「夢花一人で苦しまないで何でも話してごらん。


親子なんだからね。」



私は今まであった事すべてと、今私が思っている事を話した。



あの日卓斗の部屋であった事。



もう卓斗とは付き合えないと思い、



そばにいた秀輝に甘えてしまった事。



秀輝から結婚してほしいと言われた事。



でも私はまだ結婚とか婚約とか考えられない。



秀輝が好きたけど今すぐに秀輝の気持ちに答えられない。



卓斗の事も忘れ切れていない。



すべては自分自身が悪い事も話した。






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