嘘つき、でも騙されてあげる
二人で真南に会いに行ったら、



「今まで二人で何したの?」って笑われてしまった。



「夢花口紅取れてるしキスしたのがまる分かりだよ。」



嘘やだ恥ずかしい。



「卓斗、夢花はいくつになっても変わらないね。」



『ああ、そこが又可愛いくていいんだけど』



夢花がポカーンとしてる。


「今卓斗が言ったのは夢花の事なんだよ分かる?」



「へっ!わたし。」



私可愛くないしもう23だよ。



真南が、「今度は卓斗と夢花の結婚式に呼んでよ。楽しみにしてるから。」



卓斗が、『必ず呼ぶから。』



必ず呼ぶって私たち結婚するの?



聞いてないし今再会したばかりで、


キスはしちゃったけど何も話してない。




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