Angelic Heart 【教師×生徒の恋バナ第二弾】
「蒼先生の演奏、素晴らしかったでしょう?」
坂下は、わざわざ蒼のヴァイオリンを聴きに来たんだ…。
「うん、何でプロにならないのか不思議。」
「音楽で食べていこうなんて、考えたことないからな。」
私の背後から、蒼の声がした。
「流石ですね、蒼先生。」
ヴァイオリンを手にした蒼の姿を認めた坂下が、拍手をする。
蒼の奴は、当然って顔して
「ありがとうございます。
…ま、生徒の殆どは退屈そうにしてましたけど。」
なんて言った。
私たちが坂下を囲んで話していると、講堂から教頭が駆け寄ってきた。
「坂下、来ていたのか。」
「教頭先生、お久しぶりです。
伴奏お疲れ様でした。」
「去年が好評だったから、今年はどうなるかと思ったが…。
蒼くんのおかげで、何とか無事に終わったよ。」
教頭は蒼の肩を、軽くポンっと叩きながら言った。
坂下はそれを微笑ましく見ると、言った。
「他の生徒に気付かれないうちに、病院へ戻るとしましょうか。」
今ここにいるメンバーは、坂下が余命幾ばくもないこと知っているけど、他の人が車椅子の坂下を見たらどう思うか…。
「先生、学校終わったら行くからね。」
私は名残惜しくて、坂下の車椅子に手をかけた。
坂下は、わざわざ蒼のヴァイオリンを聴きに来たんだ…。
「うん、何でプロにならないのか不思議。」
「音楽で食べていこうなんて、考えたことないからな。」
私の背後から、蒼の声がした。
「流石ですね、蒼先生。」
ヴァイオリンを手にした蒼の姿を認めた坂下が、拍手をする。
蒼の奴は、当然って顔して
「ありがとうございます。
…ま、生徒の殆どは退屈そうにしてましたけど。」
なんて言った。
私たちが坂下を囲んで話していると、講堂から教頭が駆け寄ってきた。
「坂下、来ていたのか。」
「教頭先生、お久しぶりです。
伴奏お疲れ様でした。」
「去年が好評だったから、今年はどうなるかと思ったが…。
蒼くんのおかげで、何とか無事に終わったよ。」
教頭は蒼の肩を、軽くポンっと叩きながら言った。
坂下はそれを微笑ましく見ると、言った。
「他の生徒に気付かれないうちに、病院へ戻るとしましょうか。」
今ここにいるメンバーは、坂下が余命幾ばくもないこと知っているけど、他の人が車椅子の坂下を見たらどう思うか…。
「先生、学校終わったら行くからね。」
私は名残惜しくて、坂下の車椅子に手をかけた。