逆境の桜
西郷「今日は出来るだけ桜さんとおいを近づけんでください。」
近藤「........西郷さん口調変わってますよ。」
西郷「元々はこっちですよ。」
それから暫く歩き、御所に着いた。
門番「またお前等か。さっさと帰れ!将軍様は忙しいんだ。故にお前等に構う暇等ない。」
(ブチッ)
桜の中で何かが弾けた音を聞いた近藤、土方、西郷、隊士達は後ろへ後ずさった。
「門番さん?私達、通い始めてからどのくらい経過しているか御存知でしょうか?」
門番「半年くれえじゃねえの?」
門番「ふんっ。半年も通うだなんてよっぽど暇なんだな。」
チャキッ
門番(( ビクッ ))
「少し調子に乗りすぎじゃねえか?なあ?てめら殺されたくなけりゃさっさとその門開けやがれっっっっ!」
門番「「は、はひっ!」」
「腰抜けじゃねえか。」
「あんなんで将軍様をお守り出来るのか?」
「ごっちゃごちゃうるせえな。黙って中に入りやがれ。」
近藤・土方「................」
西郷( 桜さんは絶対に怒らせてはいけないな。 )
土方や近藤が叱られているのを見た西郷は桜についてまた一つ学んだのであった。