姫様参上!

「わかった!
今から行くー!」


私は、適当に返事をして、階段を下りた。


テーブルの上には、ハンバーグが置かれていた。



「さっ、食べよっ!」



ちーちゃんは目を輝かせてそう言った。



「楽しみなんだね。明の料理。」



「うん。って、まなちゃん?」



ちーちゃんが少し怒った顔で見てきた。



あ…………………


どうしよ。私あ、ああ明っつっちゃったよ。



「いーなぁー!
私も明って呼びたいー!」



「え。」



「ダメなの?」



「あ、いやぁ?
そういうわけじゃないですよ?」



なーんだ。

キレられるのかと思ってたのに。



「あ、あのさぁ、明って呼ばれるの恥ずいんだけど。」



「え?なんでよ。
まなちゃんには明って呼ばれてるんでしょ?」



「そ、そうだけど……////」



男のくせにちょー赤面ーー!



「女々しいぞっ、明っ!」



「るせーよ。」



「ちょっと、私が彼女なんだよ?」



「「知ってる。」」


だから明が赤面してんじゃん。



「もーいい!2人とも大っ嫌い!
勝手にイチャイチャしてればいいよ!」


ちーちゃんはそう言うと、玄関のドアを勢いよく開けて、出て行った。




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