姫様参上!

「まなりん……」



「もう嫌いだよ。健太。
これ以上、私を失望させないで。」



……今のセリフかっけぇな。


まぁいいや。


私は、健太をどかして部屋に入った。



そしてベッドにダイブ!


そして床に散らばった資料を眺めた。



「やっぱり、初めのよりいいな。」



あとは言い合ってたところをどうにかしないといけないけど。




てか、まだドアの向こうが騒がしい。


いつまで喧嘩してんだか。

まぁ、喧嘩っつっても健太が一方的に彗月を責めてるだけだろうけど。



「くだらねぇ。」



やっぱり馬鹿だ。


世界で1番馬鹿だ。



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